FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中国春蘭

 花の季節。中国春蘭は日本春蘭の色花の派手さにに比べると、緑色ばかりなので影が薄く感じますが、色を見るだけでなく、そこから「感じる」ような鑑賞をするのも楽しいことです。見えないものを感じるのです。
 今はカラーの時代ですが、私が中国春蘭を始めたころの春蘭の本の写真は、巻頭にカラーがあって後ろの半分ぐらいは白黒でした。日本春蘭花物であれば、白黒写真では並花のような印象になってしまいますが、中国春蘭は花形がしっかりしているので花色も想像しながら眺めていました。黒崎氏はさらに進んで感じる楽しみをさらに展開されています。たとえば、蔡仙素は万巻の書を読破した高士の風格を受け継いでいるとか、緑英はおだやかな南画の味だとか、擬人化し想像力を楽しんで「感じる」鑑賞をされていました。中国春蘭の持つ個性を独自の感性で「感じる」鑑賞法は、その後誰も受け継いでいませんし、私の周りでも蘭友との話題にもなりません。花を見るだけでなく、日々付き合いながら蘭全体を「感じる」境地は、インターネットから離れて、もう一度あの昭和のゆったりと余裕を持った時間感覚が必要なのかもしれません。

 今年の中国春蘭はうまく咲いたものが一つもありません。つぼみの時から小ぶりで良く咲く雰囲気はありませんでしたが、咲いてみるとやっぱりでした。

IMG_5353_convert_20150308211659.jpg
祥字

IMG_5355_convert_20150308211105.jpg
万字

IMG_5341_convert_20150315192228_20150323173806de5.jpg
緑英

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

中国春蘭

ユンナンさん

竜のように見えるとは面白いですね。私は子供の頃、山で初めて蘭の花を見たとき、神秘的で毒草のようなインパクトがありました。黒崎氏は中国のこともよくご存じだったので、イメージが豊かでうらやましいです。

中国春蘭

黒崎先生の感じ方がとても豊かで面白いですね。
僕は中国春蘭の花が色々な竜のように思えて蘭を始めた一年目のときにひとりで竜蘭と呼んでましたが共感は得られなかったです(笑)

万字が咲くだけで羨ましいです。うちの万字は毎年包衣だけが着いて中身が空っぽです。万字はなるべく日当たりの良いところに置いてるのですが肥料が足りないのかなと悩んでいます。
プロフィール

ゴリョウ

Author:ゴリョウ
東洋蘭との日々の付き合いで感じたことを書いています。

メールはこちらまで

この中の画像をヤ0オクに転載することは固くお断りします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。