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天紫晃

咲き始め

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紫花というのは、蕾の時が一番色が良く、咲き始めから退色し始め咲き終わりになると緑が出るのが普通です。紫色の素になる色素が11度を超えると消滅し始めるとか。春蘭の咲く温度が20度前後だとすると、アントシアン色素に代わってクロロフィルが形成され、元々色素の少ない花弁内側が目立って緑じみてくるようです。

 咲き終わり
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 我が家の天紫晃は黒崎さんから来たものです。来た時に比べ根を痛めてしまい、回復しないまま今に至っています。木は大きくなるのですが根ができないのは、悪い病気が付いているからでしょう。こういう時は、植え替えでしっかりと消毒し、無肥料で数年間育てますと抜けきることがあります。根に入った病菌はなかなか取れないので、根気よく消毒と植え替えを繰り返すほかありません。この株も、傷んだ根をすっかり取り除いてしまいました。
 黒崎さんは埼玉の増島さんと仲が良かったので恐らくそちらから来た株かと思います。誠文堂新交社の東洋蘭花物に掲載されているあの写真の鉢からの増殖株だとすれば、戦後、素1本から立ち直った天紫晃の末裔になるわけで、歴史を背負っている株ですね。
 今は増殖されて簡単に手に入るようになりましたが、この品種は戦中から戦後にかけて絶種の危機にあったもので、良く生き残ってくれたと思います。日本春蘭では、以後これだけの紫花は出て来ていません。黒崎さんの蘭舎で見た当時、内弁まで素晴らしい色で発色し、感動した記憶があります。氏がどのようにして色を出されるのか、もうその方法を聞くすべがありません。残念です。
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