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花の季節

 3月に入りました。春蘭の開花が待たれます。私の棚では先陣を切るのが中国春蘭の祥字。我家から何株かお譲りし、その先で今年も花が咲いていることでしょう。本家としては立派に咲かせたいところですが、手入れ不足がたたって良花は咲いていません。

IMG_4626.jpg
祥字

 以前のブログにも書きましたが、この花は元々東京世田谷の長谷川さんが持っていたもので、蘭友が昭和50年頃に譲り受けたものです。当時、東洋蘭の通販を始めた寿楽園が愛好者の集まり「友の会」をつくり、蘭友はその会場で知り合いになたのがきっかけだそうです。(寿楽園の最初の通販カタログは朱色のA4版。全て写真の豪華版で、特に赤花の東の光が印象的でした。・・・本文には関係ありませんが。)長谷川さんは山形の人で、染料になる紅花で財を成し東京に出てこられたと聞いています。その頃の中国春蘭のほとんどの品種を集め、中に祥字もありました。しかし、その後の中国春蘭ブームの消失に伴い、平成に入った頃にはどこにも残っていませんでした。元来、性質が丈夫なことが幸し、私の棚でもそれほど手を加えなくとも絶種は避けられたのでした。十分に増えた頃でしたが、ヤフーオークションに出したとき、質問の中で言われのない中傷を受け、取り下げ、以後はやはりこの蘭は本当に好きな人だけに分けようと思いました。春蘭史の中で、天紫晃や大虹、麒麟山など名品が一時の絶種の危機を乗り越え今あることを考えますと、当時の栽培者の苦労は人ごととは思えません。


IMG_4635.jpg
祥字

 中国では独秀、祥字梅など似たものがあるようです。この蘭の正体が分かるまで祥字で通そうと思っています。

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No title

中国蘭迷さん
いろいろ調べていただきありがとうございます。
独秀も見てみたいです。
うちの「祥字」もよく増えてきて、作りたい方がいればお分けする時期が来ているようです。
このブログを見ている方や蘭迷さんの蘭友の方で作りたい方は連絡して頂ければと思います。
絶種は避けないといけませんので。

No title

分けていただいた「祥字」と2年前寧波から持ち帰った「独秀」が今我が家で並んで咲いています。
葉姿、白綠色で独特のくびれをもつ外3瓣と細く受けた舌が一見素心のように見えてよく見ると先端内側に小さな紅点が出る花の特徴、花着きはよいけど蕾のうちに黒く痛んでうまく咲かせにくい所など、同じものとみて間違いないと思います。
我が家で増えた「祥字」は半分を上海の蘭友に渡し、ゴリョウさんから聞いた来歴を伝えました。
「独秀」は1983年に常熟の顧樹棨氏が道ばたの露店で見つけ「独り秀でている=一番好い花だ」という意味で命名したものだそうです。つまり山採り新種ではなく古い品種が札落ちになっていたものでしょうから、名前はともかく日中それぞれで絶種ぎりぎりのところで生き延び目の前で今咲いてると思うと感慨深いものがあります。
いつかゴリョウさんにも見ていただけたらと思っています。

素心みたいです

ユンナンさん。お褒めいただきありがとうございます。蕾時は花弁に紅筋が見えるのですが、咲く間際に冴が出てきます。もう少し丸くなるのですが、作下手でこのところ良い花が咲いておりません。

素心みたいです

素心のような美しさのある花ですね。
一茎一花の旨味が凝縮してるようで好きです。さ写真ありがとうございます。
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ゴリョウ

Author:ゴリョウ
東洋蘭との日々の付き合いで感じたことを書いています。

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