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失敗

 梅雨明けと共に虎出しの季節です。
 夏の直射日光に当てて虎を出す仕事ですが、虎をうまく出したいものだけは個別にかけ枠に入れて蘭舎から出し入れをします。
 直射に当てて虎の出したいところに虎を出すということをします。虎物は春蘭柄物の中で一番手間がかかりますし、また、一番技術が必要な部類の品種群です。梅雨のうちは新芽の伸び具合を調節しながらやや蒸れ気味に作り、梅雨明けから直射を当ててゆくのです。
 普通の虎はやや日の当たる置き場所に移動させてそこで動かさずに作を行います。大切な物は掛け枠に入れて日の出し入れを人工的に行います。美術株を作るには手間をかけねばなりません。蘭の状態をよく吟味して、どの程度の日射を取るか考えます。日に当てると当然熱を帯び、時に時間とともに鉢が持てないくらい熱くなります。うっかりと取り込むのを忘れた場合や水の供給が遅れると人間で言う熱中症にかかり枯れてきます。
 

IMG_4287_1.jpg
軽い葉焼け

IMG_4293_1.jpg
激しい葉焼け(枯れ込んでくると思います)


 家人に頼んでいた麒麟冠も無名の紺覆輪虎も朝の直射に当てていましたが、うっかり家人が取り込み時間を間違えたため枯れてきました。何年も時間をかけて作ってきた株であいたが、苦労が水の泡です。。最近は蘭をじっくり育てるという時間はないので枯らさないようにと思っていますが、美術品などと欲を出すと落し穴がいっぱいあります。

IMG_4294_1.jpg
株元をやられました。芯が黒く、枯れるのを待つばかり
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Re: 虎斑出しについて

Poirotさん、こんにちは。
梅雨明けまで影作りをすることと陽は朝日が良いようです。鉢は焼けるので日に当てたあとは影で休ませます。
虎の出方が品種によって全く違うのでいろいろやってみてください。
失敗はちゃんと記録をつけ次に生かすることが大事です。手をかけるほど美しくなりますし,愛着も出ますよ。

虎斑出しについて

ゴリョウさん、こんにちは。
今年から日本春蘭の虎斑出しに挑戦しています。
1鉢は葉縁を少し焦がしてしまいました。
陽を当てる時間帯・場所などなど・・・未だ手探りです。
当ブログ(ゴリョウさん)を先生として、これから自分の
棚にあった栽培方法を見つけていこうと思っています。
ゴリョウさんには大変失礼ですが、失敗例はとても
参考になります。
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ゴリョウ

Author:ゴリョウ
東洋蘭との日々の付き合いで感じたことを書いています。

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