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七月

7月に入りました、私は蘭作にとって7月は非常に大切な月と思っています。月内に梅雨から真夏への転換期がありますが、活動期から休眠期に入るこの転換期をどう過ごすのかもヒントだと思うのです。

 1作を左右する時期なので小苗など肥培して大きくしたい鉢と既に上木株になったものとは当然作を変えなければなりませが、この時期に考えるのはそれだけなのでしょうか。

 蘭は新芽が土を切ってから1ヶ月あまり。既に葉が展開してきますが、もう一枚葉数を増やせないか?さらに葉幅を出せないか? 
 柄物を上作しようと思えば、このための試行錯誤するものですが、その中で感じたのが当地では葉幅は6月から、葉繰りは7月が大事だということでした。
 特に葉繰りは葉長と関係し、葉長を詰め葉繰りを増やすのが名人でしょう。葉を伸ばさず、同じ葉の面積を葉の数で補うように蘭を仕向けること。そんなことができれば美術品へ夢が広がります。試行錯誤し、植物生理を考えながら知る限りの工夫をして、それぞれの地方で美術品に作る蘭作を行います。
 
 ごく一般的な培養法も忘れてはいません。初旬は梅雨がまだ続きますので、水は欠かさないようにしますが、花を咲かせる株には肥料はやめます。生育を目指す小苗は状態を見ながら置き肥することもあります。置肥は気温の影響で水分があると一気に発酵が進みますので鉢への埋め加減を調節します。液肥は鉢表面の蒸発が激しいのでいくら薄めてもすぐに濃度が高くなり、やるならその後で肥料抜きをするのが基本です。この月の新根は空気を求めて鉢表面を這いますので、肥料あたりしやすくなります。

下旬からは虎出しですが、これについては既に本に書かれた方法が広く知られています。梅雨明けの光は蘭に刺激を与え水を辛くすると苦くなり根を張ります。

7月はこれらの作を見つけるの名人、作上手への模索の季節です。


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以前にもお見せした柄物仕立ての手法を駆使して作った熊野の晃(後二本は普通作)



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