培養土

 きんもくせいの花が良い香りを放っています。毎年秋たけなわという時に咲くこの花のバックは澄み切った秋空が似合います。
夜は少し肌寒いくらいに冷え、蘭も今年最後の活動期に根と葉を伸ばしています。

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 植え替えの季節です。棚には2年以上植え替えていない鉢がたくさんあります。根の悪いように見えるものから順に鉢をあけてみることに。
 蘭歴は長いだけで未だに培養土をあれこれ変えています。これは夏の暑さのせいです。3年前から焼赤玉を止めて土佐白根土に。白根が焼赤玉との代替性があるのか疑問ですが、夏の暑さで根が傷むのは何としても防ぎたいとの思いから、替えてみました。
 実際測ったことはありませんが、白根はひんやりとした感覚があります。 焼赤玉は遠赤外線を出すのではないかという勝手な思い込みもあって・・・。なぜかというと、赤焼玉土を入れた鉢は昼間熱くなった鉢内の温度が長く残っているように感じるのです。そのため根が疲れ傷んでしまうことを恐れて切り替えてみることにしました。夏の夜の水やり時、水をかけた鉢からムッとした生暖かい空気が押し出されてくる経験があると思います。夜に冷やしてやることができれば夏作は楽なのですが、最近のように高温になってきた夏作をどう涼しく過ごさせるか、これは愛培者の喫緊の課題です。
 植物は自らが涼しいところへ行くこともできませんので少しでも涼しく過ごせる環境を作り出してやることを考え切り替えることにしたのです。
 硬質鹿沼も良いものが手に入りません。さつま土で我慢していますが、良質の硬質鹿沼の方が蘭に良いことは確かです。それでさつま土に普通の鹿沼を混ぜ硬質鹿沼の乾湿状態に近づける工夫をします。鹿沼の割り合いをどうするかが目下の課題で、混ぜ方も均等によく混ぜないと鉢内で乾湿のばらつきが出て作に影響するのではないかとも思います。ただ、さつま土自体も均質ではなく鹿沼に近い状態のものから砂地の多い粒までばらばらに混じっていますので、水の辛い栽培者には向かない用土でしょう。
 鉢底のゴロにも生の赤玉を混ぜてみたり、赤玉ばかりにしてみたりと実験しています。生の赤玉は水を多く含むので根が鉢底に向かうし、鉢底からの水蒸気の上昇は夏辛めに作りたいときには有効と思うからです。赤玉を入れて2年。植え替えで鉢をあけると結果が判ります。鉢底の根がどうなっているか楽しみです。

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さつま土+白根土+軟質鹿沼土


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