晩夏

どこからか良いかをりがすると思っていたら蘭舎の外に放置したままのギョッカランに花が上がっていました。

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 蘭舎の周りでは、いつのまにかクマゼミからツクツクボウシに交代しました。クマゼミの鳴き声は夏らしいというかシャーシャーと子供のように感情的で、その点ツクツクボウシは秋の訪れを告げるごとく理性的で音楽性を感じる声を出します。
 今年は立秋を過ぎてから、夜の温度が下り幾分しのぎやすくなりました。昔の人は風の音が違うと歌に詠みましたが、そのぐらい自然をよく見ていると蘭作りは本当に上手になれます。はたしてツクツクボウシにしても、暗い土の中でどうやって秋が判るのでしょう。
 新子が5分どうり成長してきましたが、私の棚では全体に花物の成績が悪く、作落ちの鉢が多くなってきています。この暑さの中では、根の悪いものはてきめんに作が落ちてしまうものです。
 燦宝、紅寿白、琥珀殿、万寿、東源など特に6寸の大鉢の成績が悪いようです。このままですと花は遠くなるばかり。少し灌水間隔を短くして新芽を太らせようかと考えています。大株は、株自体力があるので、毎年下手な栽培でも蘭自体の力で良い芽が出ていたのに、今年はどうしたことでしょう。うまく作れて当たり前と思っていたところに、冷や水をかけられた感じです。
The healthy know not of their healh,but only the sick.(トーマスカーライル:健康な人は自分の健康に気づかない)
 蘭も、うまく行かなくなってはじめて、毎年続く普通の成長が本当に貴重なことだと感じるものです。作落ちしたら小割にして一から作り直すことも必要かもしれません。
 秋の訪れを感じて、植え替えのための土の用意をしました。

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