新春

 新しい年がまた始まりました。今年は蘭はどんな作になるでしょうか。忙しくて家族に水かけを任せているにもかかわらず昨年バック木素一本で買った蘭もあり、良くなっていくかは今年の作にかかっています。穏やかな年でありますように。

 先月は寒い日や暖かい日もあり、不安定な月でした。 毎年冬の始め、耐寒性を出すために水やりを少しづつ控え、蘭の体内糖度を上げていますが、もうひとつの行事として石灰水をかけています。シンビジウム属がカルシウム好きなことはどこかの本に出ていましたが、それとは別に、酸性に傾いた鉢内のPHを中性に近づけるようにします。ただし、寒蘭は酸性土に自生していると書かれていますので、やりません。昔の書物には春蘭に石灰水を与える記述があり、春蘭についてはPHは中性近くで生育するのではないかと思われます。
 かと言って別に石灰水をやらなくても作に大きな違いはないと思いますが、少しでも良いと思うことをできる時間があればやってあげるのが趣味というもの。石灰水を入れ、かき混ぜたバケツの澄んだ上澄みを10倍に薄めて施します。10倍でなくても2倍でも安全だと思いますが、棚の蘭に一度にやろうと思えば10倍に希釈するのが都合が良いのでこれに決めています。黒崎氏はかつてこの時期に赤花の色を濃くするために稲わらを焼いた灰を水に薄めてかけておられましたが、鉢内中和は濃度を間違うと傷めることがあるので注意が必要で石灰水の方は安全です。灰はカリ肥料が含まれ花被細胞に有効ということでしょうか。

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 年末に京都蘭センターに行って来ました。新年のカレンダーをもらうためで、このところ例年の年末行事化しています。ポスターの写真に円弁の赤花が写っていましたが、いくら新しい名前をつけていても、女雛の交配種であることはすぐにわかります。赤花は未だあのブームの遺産で成り立っているようです。

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