寒蘭の季節

今秋、蘭舎で咲いた花を紹介します。撮影室もないので屋外での撮影です。寒蘭は今年から蘭舎から出して畑の一角で栽培していますので、風晒しで作が荒れています。乾燥で葉先が痛み、花も落ち着きがない咲き方です。今年はほとんど花の矯正はしませんでした。この豊雪のように花形の端正なものは、花軸も真っ直ぐに決めてやらないと醜くなりますので放任栽培はダメですね。今年の開花が遅く、12月に入り、このまま咲かせてゆくと豊雪にも舌に色が出てきます。寒蘭というのは複雑な遺伝子があるようで、白舌の中に色素を浮かばせるなどとは誰が予想したでしょう。一時は喉元に桃がさすものを別品種としていたこともあるのですから。
宮崎県の祝子地方は花色が鮮やかに出る蘭が採れる地域で有名ですが、写真の蘭も紅にピンクの要素を含んでいます。撮影技術がないので色の良さがわからないですが。
寒蘭は本来、花弁が薄く、ゆれが出て完璧には咲かないものがほとんどです。栽培者はそれを矯正しながら咲かせますが、本当はそのまま咲いてもピシリと型が決まるものが優秀なものでしょう。野の花の素朴さ、優しさを持ちながら、乱れを見せず、型が決まるものはなかなかありません。

豊雪です。
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アップ
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日向祝子の紅
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