スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

知足者常乐

このタイトルは通っている中国語教室で教えてもらいました。「知足者常乐」とは老子のことば。欲を捨てて自分の境遇に満足できる人間は、心豊かであると言う意味です。
昔、蘭の会の先輩にこの境地で作をされる方がいました。今年こそはうまく作ってやろうなど栽培欲はなく、四季折々の蘭との生活を大切にされ、毎年同じ作を繰り返し続けられ気負ったところがありません。そのため出来上がる木が同じ大きさで推移し、5年も経つと本当に綺麗な株立ちになっていました。蘭は作り手の考えで姿が変わることを教えられたのもこの時です。
 欲を出して今年はこんな肥料、来年はもっと・・・などと考えて作る私は、肥料過多ですっぽ抜けさせて年々大きく成長していた株が無残にもバック木だけになってしまったり、葉面散布で木を作ろうとして逆に葉を痛めて見られなくなったり、懲りずに、そして今でも同じような失敗を繰り返しながら、栽培歴だけが長くなって自慢にはなりません。
 その方は、高級品を追うこともなく堅実に、真面目に、大きな自慢もせず、美しい花を咲かせていました。
 なるほど、銘品も名鑑の中段にある品種群は、長い時間をかけて多くの蘭人の洗礼を受け残ってきた品種群であり、銘品としての特徴を遺憾なく発揮した歴史に残る名蘭がひしめいている部分でもあるわけで、しっかりと作をすれば品格の高い作品が作ることができるものがそろっています。
 まさに老子の言葉の通り、純粋に蘭の美しさに惹かれ、それを作り出すことに蘭との楽しみが最大の満足とされていた先輩でした。
 他方、希少品に出会うことや、高級品に憧れや作りごたえを感じることも蘭栽培の楽しみの一つと思っている私にとって老子の考えはまだ先の存在です。
夜、ブログを書いていると、虫の音が大きく聞こえて来るようになりました。


IMG_4923_convert_20140824180510.jpg

 朝夕が涼しくなり、蘭舎の上に乗せていた畜舎用波板を外しました。真夏の日射熱を少しでも和らげる効果を狙って3年前から始めています。今年の当地は、晴れた日が少なくこの板の出番も少なかったようです。
スポンサーサイト
プロフィール

ゴリョウ

Author:ゴリョウ
東洋蘭との日々の付き合いで感じたことを書いています。

メールはこちらまで

この中の画像をヤ0オクに転載することは固くお断りします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。