新芽

新芽の季節です。
当家の蘭たちも砂を切って袴を見せ始めてきました。縞や覆輪などの柄物を持っていると出芽の頃から楽しめます。天冴の柄物の良し悪しが楽しめる栽培者にとっては心が踊る季節の到来です。新子の太り具合も大切ですが。どのような柄で上がってくるのか、毎日の棚拝見が楽しくなってきます。柄物で一番心がときめくのが、芽変わりでしょう。
柄を楽しむ気分を盛り上げるのに以前は月刊誌の東洋蘭がありました。主幹の田中氏の柄物に対する思い入れが紙面を飛び交い、写真とともに柄物栽培の楽しさをイヤが上にも盛り上げるのでした。今春、ある展示会で田中氏と話す機会が有りました。私はブームを起こすためには、栽培者の気持ちを高揚させなければなりません。それは写真だけでなく文章の力が大きいいと申し上げました。読むことによって想像をたくましくし、妄想を起こすようにまでなればいうことはありません。この蘭の新芽の変わり具合が将来の蘭界を背負うような変化だったらどうなることか。などと他愛もない妄想を起こしてこそブームは起こるものでしょう。先の縞ブームはそうでした。田中氏は体力の衰えを話しておられましたが、誰か跡を継ぐ人が出てきて欲しいものです。


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写真は玉殿の松。春先から鉢あぶりをしていたのでもう本葉が見えています。
縞ブームの頃は、この白縞玉殿をいろいろな名前で呼んで箔をつけていました。黒からの戻りが早くこの鉢も良い柄芽が出ました。玉殿は紺地と白地のバランスの美しさ、葉幅も引き、元来丈夫なことでじっくり取り組めば素晴らしい美術品を作れる銘柄です。
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