赤花

 今年咲いた色花はことごとくダメでした。赤花など色が薄くて見れたものではありません。冬の寒さもあったはずなのに、極端に寒い日と春のような暖かい日があって、落ち着いて春を待つ状態にはなれなかったということでしょうか。遮光は良かったはずが、解除してからも一向に色が乗りませんでした。3月の気候はいつもながらの不順で、三寒四温の繰り返しが崩れ、開放型の我が蘭舎では極端な寒気を受け、多くの花が咲く途中で止まってしまいました。
 その中でも比較的色が出てくれたのがこの無名の赤花。戦後春蘭のメッカと言われた筑波真壁町の愛蘭家から譲り受けたものです。いただいたときは葉に赤花の兆しもなく、どの程度の花かと思っていましたが、昨年から咲き始め、銘品クラスのものとわかりました。名前が無いのが惜しい花です。花弁が厚いので色も濃く出るのでしょう。緋桃色を含んだ特徴的な色合いと舌点の集まり方が個性的です。写真はやや白っぽいうす味に写っています。
 譲り受けてから10年以上の時が立ち、その後音信が途絶えたままなので、花が咲いたことをお伝えしたいと願うのですが、連絡先をなくしてしまいました。お元気で活躍されていることを願うばかりです。

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緋鵬も仮名ですが、こちらは著名な愛蘭家と蘭商によって銘品のように名が通っている蘭です。素質は抜群。葉の色も濃く、花が引き立ちます。先の赤花ブームに話題を提供した蘭でもあります。本来もっと色が出ますが、我が家の現状ではこれがやっと。ご覧のとおり花の横の新子の葉姿も弱々しく感じませんか。根が甘い証拠です。大株なので割って一から作り直す予定です。

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歌麿を見てください。遮光は完全なのにこんなに色が薄いのは花に糖がない証拠です。バルブが弱っているか、根がダメになっているかです。歌麿は調子が良いと花芽ばかり出て、新子が出ず困りますが、逆に調子をを崩すと黒点が出て、これまた立ち直りにくいです。本来の花型からも遠く、咲かせなきゃよかったと後悔しています。

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