山の思い出

 今年も1回だけですが山に春蘭を見に行きました。最近は珍しいものを探すこともなくただ眺めに行くだけです。かつて名品が高価だった頃,山に変化花を求めて良く探しに行きました。蘭もたくさんありましたが山採りの赤花はなかなか見つかりません。私が朱金花を見つけたときは,蕾が高く伸びてまさに花が開こうとし先端がまだ緑色の状態でした。赤花ブームの頃は,展示会でも無名の赤花がたくさん見られました。花弁表面にわずかに赤い色素が見られるものや花弁のどこかに赤い色が乗っているのもなど。名品の赤花が色よく咲いているのに比べ中途半端な印象でしたが,私はこの方が興味がわき,赤くなる段階で蘭がどのように変化してゆくのか興味がありました。また,山での赤花の採取の時の参考にしていました。
 
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発色が良い時は見違えます。(山採り赤花)


 昔ガーデンライフ誌に極紅を採った千葉県の山崎氏の話が出ていましたが,花弁のどこかに濃い色がついていると作っていても安心だというようなことを言っておられました。なかなか真っ赤に咲いた花などあるわけがありません。私はかつて,内弁に濃い朱金を見せた花を採った事がありましたが,作に入ると色が出ずにとうとうおしまいになってしまった経験があります。蘭友が山で赤く咲いていたという写真を見せ,自慢していた花が作に入ってとうとう色が出ずに終わった不思議な経験もあります。山採り物はどうなるかわかりませんが,もう一度山に春蘭がたくさん自生して欲しいと思います。



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この花が(わずかに色が見えます)

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年によりこうなります
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