夏の作棚

 残暑が厳しい。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・」。風は確かに違うような気がするのに,連日蘭舎が37度以上の猛暑が続いている。朝日の昇る時間が違ってきた。秋が近いのに出来上がりの早い鉢と遅い鉢の差が大きい。こういったときは,その鉢ごとに水やりの間隔を変えてやると良いのだが実際には時間がなくできていない。花芽も出始める頃だが,遮光の用意が邪魔くさい。汗をかきかき準備していた頃は展示会で自慢のためだったが,最近冬が寒くならないので色が出ず,熱意が薄れてしまった。
 猛暑はいろいろ事件をもたらす。写真の鉢は7月に新子がスッポ抜けてしまったので、芯のほうから腐ってきた葉を引き抜き,そのままにしておいた。ところがなんと腐らずに下部が伸びてきている。スッポ抜けの場合はスッパリと新子を落として殺菌剤を塗らないと腐りが蔓延するはずだが・・・が、腐りが止まっている。腐りを見つけるのが早く、芯まで腐る前にすぐさま病気の部分を多めに引き抜いたのが良かった・・・?のかもしれない。
 でも・まあ、姿は奇怪である。この株が枯れるまではこの失敗を思い出す。だいたい元気が良くて仕上がりの良い新子がスッポヌケしてしまうもので、この株も押し子が出て花芽もきた。良い花なので遅まきながら遮光をした。期待が落胆になり再度希望も生まれる。蘭作りはいろいろ・・・である。

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