赤花素心

 昔から,赤花で素心という2芸を備えた品種は憧れだった。自然界で紅花の出る確率に素心になる確率をかけると気が遠くなる。愛好者ならその稀な確立の貴重さにまず心が騒ぐ。素心の持つ素朴,無垢のイメージと赤花の持つ華やぎ,美しさ,そして紅白の対比,さらに品格においても蘭の世界では最高レベルの芸である。この系統はいつまでも憧れの対象であって欲しいと思う。
 寿紅,司御前,紅寿白といずれも甲乙付けがたい良さがある。寿紅は本来姫性タイプで芽出しがよい。割ると幾らでも芽が出て良く増える。昔,高かった頃小さいのを買って苦労した思い出がある。安定した色は群を抜く。司御前は花付きが悪いのと早咲きが災いしてくすみやすいが,良いときは立葉の上に軸も伸びて抜群の花に咲く。紅寿白は頬紅素心で力が付くと肉厚で弁色深紅一文字咲きで花も大きい。出来不出来にかなり開きがあり本咲きの写真が出れば人気の出る蘭である。キャップは動き始めてからはずし日をたっぷり採る方が良い。今春は寒くて色も悪く本咲きから遠い。

寿紅IMG_1238_convert_20100425133740.jpg

司御前IMG_1235_convert_20100425133652.jpg

紅寿白IMG_0386_convert_20100429193919.jpg
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